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2025-07-11

「ハラスメント防止研修」を実施しました

― 一人ひとりが「当事者」として考える ―

2025年6月27日、当社では全社員を対象とした「ハラスメント防止研修」を実施しました。
今回の研修は、社員一人ひとりが自らの言動を見直し、ハラスメントに対する正しい理解と防止意識を高めることを目的としたものです。特に役員や管理職については、より重い責任を担う立場としての自覚を促すべく、対面による受講を徹底しました。

講師には、MM経営法律事務所の弁護士・丸山慧師(まるやま けいし)氏をお招きし、法律の専門家の視点から、現代の職場に求められるハラスメント対応について丁寧にご講義いただきました。
なかでも「裁判事例から探るハラスメント」では、実際の事例を通じて、未然防止や適切な事後対応の重要性を具体的に学ぶ機会となりました。

《講師の丸山弁護士》

《研修の目的と背景》

本研修では、以下の3点を主な目的としました。

1.自らの言動を振り返り、ハラスメント防止に対する当事者意識を持つこと
2.時代の変化に即したハラスメント知識を幅広く学ぶこと
3.実際にハラスメントの場面に直面した際、適切な対応ができるようになること

昨今、ハラスメントに対する社会的な関心は一層高まっており、企業としての対応も厳しく問われるようになっています。
社内での未然防止や早期対応は、組織の信頼性や働きやすさに直結する重要な要素です

《カリキュラム概要》

当日は、以下のような内容を中心に、約3時間にわたって研修が行われました。

•ハラスメントに関する基礎知識の習得
ハラスメントの定義や種類(パワハラ、セクハラ、マタハラ等)を改めて整理し、誤解しがちなケースやグレーゾーンについても詳しく学びました。

•ハラスメント対策とメンタルヘルスとの関係性
精神的な安全性が確保された職場環境の構築は、ハラスメントの防止に直結します。
ハラスメントを含む心理的な負荷を与える言動は、メンタルヘルス不調を引き起こし、深刻な場合には自死に至る危険性もあります。
そのため、こうした行為を未然に防ぐことの重要性が改めて強調されました。

•裁判事例から学ぶ-未然防止のポイント・事後対応の適切な進め方
実際に起きた裁判事例をもとに、どのような言動が問題視されたのかを具体的に分析。
あいまいな基準ではなく、「事実」に基づいた学びが深まりました。
また、裁判事例をもとにしたケーススタディでは、実際の事案の概要説明のあと、参加者自身が「①本件の問題点」「②未然防止策」「③事後対応策」についてグループや個人で検討を行いました。
そのうえで、法律の専門家としての視点に加え、産業保健の観点も交えながら、丸山弁護士より適切な未然防止策および事後対応のあり方について解説があり、現場での実践に即した学びを深めることができました。


- 今後に向けて -

研修を通じて、ハラスメント防止の重要性を再認識するだけでなく、職場内のコミュニケーションの質についても見直すよい機会となりました。
講師の丸山弁護士からは、「ハラスメントというのは、人の精神的な健康を奪い、そしてかけがえのない命までも奪いかねない行為であることを忘れないでほしい」との言葉があり、参加者一人ひとりが深く受け止めていました。
当社では、今後も定期的にこうした研修を行い、すべての社員が安心して働ける職場づくりを進め、単なる「知識」としての理解にとどまらず、「行動」につなげる意識改革を推進し、風通しの良い企業文化の醸成を目指してまいります。